公務人材育成センターについて

法政大学は、「自由と進歩」の精神と「自立型人材」の育成という教育理念の下、多様な人材を社会に輩出してきました。毎年、多くの卒業生が民間企業に就職していく他、国家あるいは地方公務員を志望する学生が比較的多く、2011年度には367名(全就職者中8.0%)が公務員として就職しました。また、東京法学社として1880年に産声を上げて以来、本学から多くの法曹(弁護士・検察官・裁判官)が 誕生しています。さらに、本学の卒業生の中には、従来から公認会計士、税理士、司法書士等の各種資格の取得者がおり、
昨今では、NPOやNGOに活躍の場を見出す者も増えてきているように見受けられます。
公務人材育成センターは、こうした状況の下で、とりわけ「公務」を担う人材(公務人材)の育成を図るべく設置されました。公務を「公共性のある事務」ととらえれば、その担い手が公務員や法曹に限定されないことは既に自明のことですが、当センターは、公務員と法曹を公務人材の中核に位置付け、これらを目指す学生が、自由と進歩の精神を身に付けた自立型人材として社会で活躍できるように支援することを、その目的としています。そして、これを達成すべく、当センターでは、「公務員講座」と「法職講座」を開設し、さらに公務員・法曹に係る卒業生のネットワークの構築に力を入れています。

公務員講座・法職講座の特色

(1)公務員講座
公務員講座では、入門講座(1年次)、基礎講座(2年次)、国家・地方公務員上級職対策講座及びオプション講座(3〜4年次)を
設けています。公務員試験合格に向けて、入学時から公務員試験時まで、段階的に学べるカリキュラムを用意しています。
また、本学卒業生の公務員との交流や個別面談の実施など、公務員の採用内定を得られるよう、より丁寧な指導体制を心がけて
います。なお、本講座は、学部生を念頭にカリキュラムを作成していますが、大学院生の受講も可能です。
今年度の内容については、こちらのパンフレットをご確認ください。

(2)法職講座
法職講座のカリキュラムは、法科大学院の受験対策にとどまりません。法曹を志す学部生は、まず法科大学院進学を考えますが
それが叶っても新司法試験に合格できなければ意味がありません。本講座では、将来的な新司法試験合格を目指して、学部生の段階で学習しておくべきカリキュラムを提供し、基礎力を養成していきます。外部の専門学校(司法試験予備校)と提携して、そこで実際に講義を担当している先生方に講座を担当していただくとともに、本学を卒業して弁護士となった方にも講師をお願いしています。
講師は、個人別の学習・進路相談にも応じています。
なお、本講座は、法学部生のためのものではなく、法政大学で学ぶ全ての学生に開いています。
今年度の内容については、こちらのパンフレットをご確認ください。

公務人材OB・OGネットワーク

法政大学には、公務員、法曹として活躍している卒業生が大勢います。公務人材育成センターでは、本学卒業生である公務員及び法曹の方々に、学内相談会やホームルームなどのイベントにご協力いただいています。
イベントでは、相互の交流を深めていただくと同時に、後輩である学生の皆さんの相談にのってくださっています。

学習専用施設

公務人材育成センターでは、公務員講座、法職講座受講生のために学習施設を設けています。
場所は市ヶ谷キャンパス富士見坂校舎となります。
※学習施設を利用するには、公務人材育成センターの定めた方法により申込を行い、所定の手続きを行う必要があります。
利用対象者は、当センター主催の公務員講座または法職講座を受講中の3〜4年生及び大学院生としています。